12/24/2010

演劇との遭遇

「虎になる」@目白庭園終了いたしました。
お越し下さった方々、ありがとうございました。

http://www.sogatakuji.com/sangetuki.html


演劇といえば、かの有名な天井桟敷くらいしか知識はない人間でしたが、
ちょうど1年くらい前から映像やらを作るようになって、
あの「現場」という雰囲気がとても刺激的だなと感じるようになっていました。


そんな時にちょうど、今回のようなプロの方々と同じ時間を共有することができ、
とても運が良かったと感じています。
演出、役者の方含め、本当にありがとうございました!



(もちろん、一人で黙々と作業、制作することは大事ではありますが)
映画や舞台のような多くの人との作品制作というのは
様々な圧力や条件といったものがのしかかり、
そして、進行、段取りといったことも当然必要になってくるわけで、
そういった世界(舞台裏?)をちょっとでも吸収しようと、
常にしたたかに現場を見入っていたのであります。




美術といえども、人間社会ですから、「他者との共有」ということから
逃れることは出来ないと思います。
そういった意味で、映画映像舞台というような他者と同一の作品を制作するという行為は
とても今の自分にいろいろなことを問いかけてくれました。






今回、自分の出番は書の揮毫と若干の台詞、そして若干の動き
でしたが、皆の前で演技ということが久しぶりすぎたので
緊張を通り越して興奮していました。


演劇という世界にもっと積極的になろうと感じました。




そして、今回の演劇を通して、新しい映像作品のビジョンが浮かんできました。
原作は三島由起夫の「憂国」。前作の「濹東綺譚」同様、畏れ多い原作チョイスです。


あぁ、また稽古とかしたいなぁ。。

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